生活図画事件と退廃芸術展

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·@olga2772·
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生活図画事件と退廃芸術展
昨日は「世界平和」について意欲的に書かれた方の記事を読んでインスパイアされたので、自分用のメモも兼ねて、アートに関した平和の話をします。

第三次世界大戦の可能性が言われるなど、新年早々不安が絶えない日々ですね。そういう時は当然、アートも巻き込まれるわけでして。

過去の戦争では「生活図画事件」というのがありました。別に政治的なメッセージがあるわけではない、日常生活を描いた絵が戦時思想に反するとして、戦時中、旭川市内の美術教師や教え子らが弾圧された事件です。戦争というものの本質がうかがえますね。
![DF9659E9-642D-42EF-B532-2C9F41F09745.jpeg](https://cdn.steemitimages.com/DQmVgDyQJpaumZCNYGdPYNYfxjhoUR9NxX7hUNDvNLtSmuK/DF9659E9-642D-42EF-B532-2C9F41F09745.jpeg)

画像、記事引用
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/354437

ナチスも似たようなことをしていました。近代美術や前衛芸術を「退廃芸術」とみなして一ヶ所に集めて「退廃芸術展」というものを開催しました。これらのアートもとくに政治的なメッセージがあるわけではないですね。

退廃芸術
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%80%E5%BB%83%E8%8A%B8%E8%A1%93

宮城県美術館は1990年代にこんな展覧会をやっていました。私はここ数年の宮城県美術館しか知らないのですが、あの頃はこんな意欲的な展示をやっていたのですね、びっくり。

芸術の危機−ヒトラーと退廃美術
1995年9月30日(土曜日) - 1995年11月5日(日曜日)

https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-19910000-s00.html

日本もこれから戦争に巻き込まれる危険があるわけで、前から心配していたのですが表現の自由が奪われることもあるかもしれません。ということで過去に起きたことをまとめてみました。これに学んで、せめて日常を描いた作品を死守したいですがどうなることやら。

こういう記事を書くと報酬が激減するだけではなくて、私よりパワーの強いアカウントが来てダウンボートして記事が表示されなくなる危険もあると思います。前に西日本新聞さんがSteemit に参加された時は喜んだけど、投稿がストップしてしまっているのがなんとも(苦笑)。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
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