[仮想通貨]Rootstockとは一体何なのか?

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·@richardroe·
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[仮想通貨]Rootstockとは一体何なのか?
こんにちは、steemian!

# 皆さん、損してますか!?
# ~~私は相変わらず損してます!~~
#
損を埋め合わせるためにsteemに来て、ブログを書いて損失補填……とほほな感じです。
### ~~#TRXには思いっきりやられましたね。アリババとか何とか言ってるアレに一杯食わされました~~
### ~~SCAMとは言いませんが、実態は結構アレな感じのアレです。~~
###
気になる方は以下をクリックどうぞ。
<div data-reactid="306"><h3><img src="https://steemitimages.com/0x0/https://pbs.twimg.com/profile_images/942411194198978560/q45_vALW_normal.jpg" alt="sen_axis" /> <strong><a href="https://twitter.com/@sen_axis/status/949109034933673984" rel="noopener">ヨーロピアン</a></strong> tweeted @ 05 Jan 2018 - 02:43 UTC</h3>
<blockquote>
<p>TRONとかいう中華製のスキャム感半端ないコインがNEMの時価総額超えてて世紀末みある</p>
</blockquote>

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# Rootstockとは
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https://btcnews.jp/wp-content/uploads/2016/01/7b354e42aaec36ec21a4ede640eed428.png


皆さん、RSKという単語、もしくはRootstockという単語を耳にされたことはありますか?

Rootstockはサイドチェーン技術を使ったプロジェクトの一つです。
Rootstockの狙いはEthereumのような複雑なコントラクトの作成(スマートコントラクト)をサイドチェーン上で可能にすること。
Rootstockはビットコインとつながったサイドチェーンなので、ビットコインのセキュリティ面などの強みを生かすことが可能です。

つまり、
# Ethereumのようなスマートコントラクトを、Ethereumじゃなくても利用可能
#
という素晴らしい技術です。

**ビットコインでもスマートコントラクトのような、自動執行プログラムを記述することは可能です。**
ただ、それはチューリング完全(=自己言及出来る感じのプログラム)ではありません。
RSK Virtual Machine(RVM)を用いると、Rootstock上でビットコインでは直接は不可能なチューリング完全なスマートコントラクトを実行することができます。

さらに、EthereumのEVMとも適合性があり、Ethereum上のコントラクトをRootstockに移行することも簡単に可能だということです。

このRSKを使って、有名な通貨が次々とスマコンを搭載することになってます。
例えば……

### VergeはRSKを実装してスマートコントラクトを実装……する予定!
### BTCはRSKを実装してスマートコントラクトを実装……する予定!

# 予定しかねえじゃん!
#
~~まあそりゃそもそもRSKはBTCに実装する予定のプロダクトで、RSKがテストネットでの実装なんだから、まあ言っちゃBTC待ちっちゃあそりゃそうだけどさ……~~

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# Rootstockの仕組み
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Rootstockは、ビットコインをRootstock上のコイン「Rootcoin」に変換し、ビットコインを特殊なマルチシグネチャアドレスに送ることで、そこにビットコインを使用不能な形で閉じ込めます。
RootcoinはRootstock上の送金に使われるだけでなく、Rootstock上でスマートコントラクトを実行する時に消費される燃料(EthereumのGASのようなもの)の役割を果たします。
そして、Rootcoinのトランザクションの承認作業を、これまた通常のマイナーが並行して行う仕組みになってます。
(BTC自身のマイニング+Rootstockのマイニング、と二つマイニングの合体ということで、これをマージマイニングといいます)

これはつまりですよ。

ビットコインの場合、送金時間10分間に対して、Rootstock上でのConfirmationはおおよそ10~20秒で承認が完了します。Rootstock上では、このRootcoinを送る速度が速いのです。マージマイニングを利用しているため、承認(=ブロック生成)が速いのだと思われます。
他にもスケーラビリティの観点からも、ビットコインの最大7トランザクション/秒に対して、Rootstockはおおよそ300トランザクション/秒をさばけるようになると見込まれています。
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# 懸念
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ただ、マージマイニングには懸念点がありまして、例えば過去にNamecoinなどマージマイニングを過去に採用したプロジェクトがありますが、これはマージマイニングに失敗してこけてます。
他にも、マージマイニングは、「マイナーが結託すればRootstock内のトランザクションを好き勝手操作できるのでは?」という点からも疑問を指摘されています。

難しいですね。

一応対策としては、Federationというもの(EthereumでいうCasperのような、検閲バリデータ)を導入し、不正がないかを監視するようです。
### ……RSKじゃなくて、Ethereumでよくね?
###
という疑問はさておき!
スマコンをBTCでも実装できる、なおかつトランザクションも高速化できるRootstock、これは注目の技術の一つでしょう!
LN(ライトニングネットワーク)と同じく注目していい技術の一つだと思われます!
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